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テレワークシステム「みえTeLくん」

よくある質問 - テレワークシステム「みえTeLくん」に関して

Q1
一口に言うとどういうシステムですか?
簡単に言えば、ZOOM、Skype、Teamsのようなテレビ会議システムと類似したテレワークシステム(遠隔ワークシステム)です。ただし、私達は弊社システムを、単純なテレビ会議システムと呼称せずに、意図して「テレワークシステム(遠隔ワークシステム)」と名付けています。弊社システムは、数時間のテレビ会議を前提とした長時間の遠隔での協業、精密な討議に基づく協業仕事に適しています。例えば、5~6時間に渡る長時間の遠隔での設計会議、時間をかけた商品の細かい検品(例:生地、精肉等の品質チェック等)、医療鑑別診断・治療行為、個別の双方向マンツ―マンセミナー等を快適に行うことが可能なシステムです。

ZOOM、Skypeは世界中のユーザーが使用していますので、サーバーマシンへの負荷が増大します。また、ネットワークのトラフィックにも負荷が発生し、利用者が集中しますと、「画像がぼやける、声が途切れる、通信が途中で止まってしまう」といったトラブルが発生しやすくなります。とりわけ、世界中のユーザーが使用しているため、高画質の画像を送受信することは非常に難しいです。従いまして、従来のシステムは、遠隔テレビ会議システム、オンラインテレワークとは言うものの、長時間快適に精密な協業を行うことはとても難しいと考えております。

それに対して、弊社のテレワークシステムは、ZOOM、Skype等と異なり、利用者が専用サーバーを設置することが可能です。つまり、利用者のみが使用できる専用のテレワーク用のサーバーを設置することにより、世界の誰も利用しない自分だけがサーバーマシン、ネットワークトラフィックを独占できるという贅沢な仕様になっています。実は弊社自身も、以前はSkypeでの遠隔テレビ会議を頻繁に行っていました。しかし、システム開発等の会議が数時間に渡ってきますと、「画像がぼやけてしまう、声が途切れて聞こえなくなってしまう、細かい画像が見えない」といった現象が頻繁に生じて、ストレスが溜まってしまうことが多くありました。

その経験を元に、こういった現象を生じさせないようにするためにはどうしたらよいかを考えたのですが、やはり専用サーバーを構築して、サーバーマシンに負荷をかけない、ネットワークトラフィックの集中の影響を受けづらい環境を作るしかないと判断しました。つまり、技術的に解決することではなく、「快適に利用できる環境」の提供が重要だと考えました。

今後も、サーバーマシンの技術仕様が向上しても、5Gのような通信技術が発展しても、高画質画像配信サービスの需要が増大したり、オンライン会議、遠隔ビデオ会議の利用者が急増し、頻繁に利用するようになれば、マシンへの負荷、ネットワーク負荷が増大し、同じような「画像がぼやける、声が途切れる、高精細な画像が見えない」といった現象は頻繁に発生するものと想定します。又、世界中で共有するサーバーですと、どうしてもハッキングの対象となり、セキュリティレベルも低下することが懸念されます。世界の誰も使用しない無名な自社専用のサーバーを構築することでハッキングのターゲットになるリスクも低減できるものと考えております。
Q2
当システムは、どういう先に向いていますか? どういう業務に向いていますか?
一般企業、医療施設、動物病院、介護施設、税理士事務所、弁護士事務所、各種相談所、教育機関等どこでもお使い頂けます。「こういう使い方をしてください」と各企業、施設に弊社が推奨するのではなく、各企業、施設が「こういう使い方をします」と自由にアレンジしてお使い頂いております。弊社が思いもよらない使い方をしている施設があり、弊社としても大変に勉強になるほどです。

弊社は、当該企業、施設を対象に、当該テレワークシステム構築・運営事業を2017年より進めております。現在(2020年5月時点)で丸3年が経過致しました。しかしながら、新型コロナウィルス感染が拡大する前までは、多くの施設、企業で相手にされることは非常に稀でした。多くの先が、テレワークの必要性を感じない、あるいはテレワークの意味すらわからないという状況でした。企業、施設の中で、限られた数人のスタッフが、属人的にSkypeやZOOMといった汎用のテレワークシステムを活用しているに過ぎない状況でした。全社的にテレワークの活用方法や存在意義が論じられたりすることはございませんでした。テレワークシステムを10年以上フル活用して、時間の大幅節約、移動コストの大幅削減、業務クオリティの向上、社内スタッフ・クライアントとのコミュニケーションの活発化を実現してきた我が社からしますと、「随分と勿体ないなあ」と日々感じていました。しかし、このコロナ騒ぎで事態は一変したようです(苦笑)。

結論として、全ての企業、施設にテレワークシステムは活用頂けるものと考えております。しかし、全ての業務がテレワークシステムに置き換えることが出来るものでは勿論ございません。あるいは、テレワークでも出来ることは出来ますが、クオリティが落ちてしまう業務も存在するでしょう。当該テレワークシステムを日常業務にどう活用するかは各企業、施設でご検討頂ければ幸いです。

弊社自身の例で言えば、テレワークシステムを活用した社内スタッフとのシステム開発等の協業、取引先医療機関との保守メンテナンスの協業を10年以上前から実施してきておりました。社内スタッフとのシステム開発の討議は、当テレワークシステムで1回の討議時間で3時間以上という長時間に渡ったことも何度もあります。現在、弊社の業務のほぼ100パーセントは、当該テレワークシステムを活用したものとなっており、リアルな人間同士の対面を殆ど行わずに進めております。社内スタッフが対面で仕事をすることは2020年5月時点で過去3年間に1度しか行っておりません。現在、テレワークの必要性が声高に叫ばれていますが、弊社は10年以上前から実施して参りました。テレワークで出来ない仕事があることは勿論、承知しております。しかしながら、逆に言えば、テレワークを行うことで時間と空間を飛び越えて頻繁に、かつ精度高く行える仕事も相当数あることを学びました。

既に約3年の導入実績が出来ました。複数拠点での定常業務や営業活動の時間短縮、コスト削減、業務品質の向上に寄与できるものと考えております。弊社のテレワークシステムは、2~3時間の長時間にも耐え得るシステムであることが特徴です。最近では、約10時間程度の丸1日の双方向ウェブセミナーにも活用されています。また、最近のオンライン診療にも利用可能です。

まとめれば、弊社のテレワークシステムは、利用が限定されず、いろいろなシーンで利用可能だと考えております。遠隔医療でも活用されております。高精細カメラを接続することで、従来のテレビ会議システムでは診断、鑑別が困難であった喉の奥の扁桃腺炎等の診断も可能です。これはネットワークのトラフィックが集中しない専用サーバーシステムを活用できる弊社システムならではの差別化ポイントと言えます。
Q3
画質はどうでしょうか?
高精細画像にこだわります。医療画像診断にも使えるレベルの画像品質を提供します。画像がぼやけていても相手の顔が見えればいいというレベルの単なるオンライン診療や遠隔テレビ会議システムではございません。例えば、当テレワークシステムでは、「眼底画像による診断、扁桃腺炎等の鑑別、皮膚病の診断、腕の静脈の状態等を観察」も可能なレベルの高画質を実現可能です。

従いまして、当システムでは、医療では高画質画像による医療診断や鑑定を必要とするような利用シーン、繊維や食品、宝飾品等の品質のチェックをしないといけないような製品品質評価業務等を遠隔で行う必要がある時に向いていると言えます。テレビ会議のコンセプトではなく、遠隔での「鑑別、診断、評価等の業務、協業」を実現するためのシステムと考えております。そのための高精細画像の実現にはネットワークのトラフィックを独占できる専用サーバーシステムが必須だと考えております。
Q4
何人まで会議に参加できますか?
双方向の通信の安定を実現するために、遠隔の会議に参加できる拠点数を国内外で4拠点に限定しております。どちらかと言えば、4人(4拠点)会議までを前提とする中小企業等に適切かと思います。数10名の他人数会議を頻繁に行うのであれば、ZOOM等の他社システムが適切かと考えます。会議参加人数を4人に限定しているために、「声が途切れる、画像がぼやける」といったテレワークにとって致命的な現象を防止することが出来るようになりました。会議参加人数が多人数になるほど、「声が途切れる、画像がぼやける」といった現象は生じやすくなります。ビデオ画像は負荷がかかりますので、これは現状の技術水準では乗り越えるのが厳しい課題だと考えております。今後、通信技術の発展が進めば、会議参加人数を4名から上げていくことも検討したいと考えております。
Q5
画面共有などの機能はありますか?
勿論、「画面共有機能」を使ったプレゼンテーションも可能です。共同設計、共同執筆等の協業ワークには必須の機能です。画面共有をする際は、自分の顔を表示することは出来ず、自分の顔を相手に表示するか、パソコンの画面を相手に表示するかの選択となります。なお、画面共有の際は、パソコンデスクトップ全体を表示するか、個別のアプリケーションのウィンドウ画面を表示するかの選択となります。

システム開発時のコマンドを表示するといったシーンでは、TeraTerm等の個別アプリケーションのウィンドウ画面に限定して画面共有することを推奨します。
Q6
大容量のデータを送受信したりする機能はありますか?
500GB前後の大容量のデータの送受信機能があります。他社システムには無い差別化ポイントでもあります。所定の欄にコピー&ペーストすることで、相手先とデータの送受信を容易に行うことが出来ます。映像コンテンツ、放送コンテンツ等の遠隔地での修正協業作業等には、数10GB~50GB程度の大容量データを送受信する必要があると想定しますが、そういうシーンにまさにピッタリです。

また、大容量データの送受信の操作自体をいかに容易に行うかですが、当該機能は大容量データの送受信の方法として、これ以上容易に出来ないほど容易にしていると考えています。これは自信があります。従来は弊社自身も、他社のファイル送信サービスを活用してきましたが、認証等で時間がかかり、相手先とのやり取りに数分以上の時間を使ってしまったことが多かったです。当システムでは送受信のオペレーション自体を可能な限り簡略化し、操作自体に関わる時間を20~30秒以下に致しました。但し、操作は極めて容易ですが、約10GB~50GB程度の大容量のデータを送受信するとなりますと、ネットワーク負荷も相当に大きくなり、通信時間はそれなりにかかってしまうので、テレワークシステムでの討議中は同時に行うことは推奨しておりません。

なお、容量の小さなデータ(12MB以下)のものであれば、さらに容易に送受信可能な機能がついております。送信、受信に関わる時間は約5秒程度です。
Q7
セキュリティレベルはどうでしょうか。
通信自体は勿論、SSL暗号をかけておりますので、通信自体を盗聴されても解読は極めて困難であろうと想定します。「想定します」と表現しましたのは、どんな暗号でも100%安全ということは無いからです。時間さえかければ物理的には解読可能です。ただし、その解読時間が現代の技術水準でどの位かかるかということが重要となります。当テレワークシステムの暗号を解読するには1兆年ぐらいの時間がかかると想定します。しかしながら、暗号解読技術が発展することで、1兆年から数時間程度に短縮される可能性もあります。現に、マイクロソフトのデフォルト暗号形式の1つであるPPTPプロトコルは、解読方法が産み出されてしまっています。暗号は絶対ということがなく、ハッキングを試みるエンジニアとのいたちごっこであることをご了承ください。
Q8
インターネット環境ではない、ローカルネットワークでの利用は可能でしょうか。
当システムは、インターネット環境は勿論、セキュリティを重視してインターネット接続をしていないローカルネットワークやVPN閉鎖網でも利用可能です。他社ですと、インターネット環境が大前提となりますが、情報漏洩、不法侵入防止等のためインターネット接続環境ではないローカルネットワーク環境の中で遠隔ワークシステムを活用したいというニーズがあった場合、既存の遠隔テレビ会議システムでは対応が出来ません。当システムではそのようなニーズにお応えするために、ローカルネットワーク、VPN閉鎖網で独自サーバーを設置して、非インターネット環境においても使用可能です。ここは他社に無い特徴です。
Q9
使用開始にあたって準備はどのくらい大変でしょうか?
パソコンにカメラとマイクがついていれば、サービス利用開始まで、数分で「アッと言う間」に利用開始となります。専用のソフトウェア、プログラムは不要です。利用にあたっては、GoogleChrome、Safari、FireFox等の検索エンジンがインストールされていることが前提です。デモ体験は常時可能ですので、必要があればいつでもお声掛け下さい。
Q10
モバイル端末での利用はできますか?
iPhone、アンドロイド、iPad等の携帯端末でも利用可能です。今後、5G回線が普及すればさらに快適な環境となるでしょう。
Q11
通信環境が悪い地域での利用で困ることはありませんか?
回線帯域が細い地域でも、ビデオ画像データ容量を手動調節することで快適に通話ができます。当システムでは、ビデオ画像データと音声データを切り離して通信制御をかけております。通信環境が悪い場所やトラフィック集中時に、音声が途切れた来た場合、ビデオ画像データの部分のデータ容量を手動で少なくして、音声をクリーンな状態に保ち、快適に通話することが出来ます。遠隔ワーク(テレワーク)では、最低限、会話が気持ちよく途切れず快適に行うことが必要だと考え、そのような状態を保つために考案した手法です。
Q12
何かユニークな使い方はできますか?
ビデオ動画像は、パソコン内蔵カメラを使ってもよいのですが、高精細カメラを接続したり、医療機関の場合では顕微鏡や耳鼻鏡等を接続したりすることも出来ます。高精細画像は、ネットワークトラフィックの影響を受けますと、「ぼやけた画像」に劣化してしまうので、当テレワークシステムでは、専用サーバーを用意して、高精細画像を綺麗な状態のまま閲覧可能なように出来ます。
Q13
医療現場でのオンライン診療でも使用可能でしょうか?
弊社のテレワークシステムは、医療現場では、高精細画像を見ることで、「診断、鑑別」を行うことを可能にしたものであります。従って、慢性患者に対する単ある遠隔での薬の処方を目的にした「オンライン診療」のコンセプトではないです。現在のオンライン診療は、実質的にはオンライン処方であり、本質的な「診療行為」を実現するためのものではないです。本質的な「診療行為」を実現するためには、高精細画像の閲覧が必要となります。弊社テレワークシステムが目指したものが、遠隔での医療行為、つまり診断行為・鑑別行為が可能になるほどの高精細画像表示の実現でした。

但し、弊社のテレワークシステムは、確かに高精細画像の表示により診断行為、鑑別行為は可能となりますが、決済システムを附随したものではないです。従って、患者さんが決済するための手段を持つものではないです。弊社テレワークシステムは、離島、僻地の患者の横にいる医師、看護師、介護士が、遠隔地の医師にアドバイスを求めるようなシーンでの活用が向いています。例えば、眼底画像、喉の奥の画像、皮膚の画像、おしっこやウンチの色等の高精細画像を遠隔地の専門医に表示することが可能です。
Q14
ウェビナーでも利用可能でしょうか?
弊社テレワークシステムは、「約10時間前後の長時間の双方向討議」の実現に非常に適したものです。10時間の内、声が途切れる、画像がぼやけるといった現象が極めて少なく、かりにそういった現象が生じた場合であっても、リセット機能がありますので、パソコンが苦手な年配者であっても、リセット機能を使うことで、容易に快適な環境に戻ることが出来ます。

リセット機能は弊社テレワークシステムの訴求ポイントですので、是非、ご体験ください。数時間以上に渡る双方向ウェビナーでは、リセット機能は必須の機能であると考えております。
Q15
ドローンとの連携は可能でしょうか?
ドローン画像をリアルタイムで遠隔地の会議参加者に表示することは勿論可能です。ドローンにHDMIの無線装置がついていることが前提となります。HDMI無線装置の制限距離内にドローンの操作パソコンを設置し、そのパソコンで弊社テレワークシステムを操作することで可能となります。
Q16
その他、ユニークな機能はありますか?
画像マスキング機能、音声ミュート機能、マイクオフ機能があります。当該機能は、会議を中断したり、わいわいがやがやの場所で4人会議をする場合などには活用するとハウリングを低減したり、会議相手の声が聞き易かったりします。

株式会社 三勢(サンセイ) 担当責任者:中川

<医療装置システム販売、遠隔読影事業、システム・ネットワーク構築>

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遠隔読影委託先:株式会社イー・メディカルソリューションズ(www.emsl.co.jp)
マンモグラフィ遠隔読影委託先:金内メディカルクリニック(www.kmc.or.jp)